黄金山といえば広島市街や広島湾を一望でき、広島の夜景を車で気軽に観賞できることで有名です。
あと広島の桜名所の一つとしても数えられていますね。
広島に住んでいる私も、これまで何度も黄金山に行ったことがありますが、この黄金山に城があったことをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
仁保城跡は黄金山のテレビ塔付近にあった
仁保城跡は黄金山山頂の南側に位置しています。
黄金山の駐車場から南側、坂道を登っていくとテレビ塔があり、この辺りに仁保城があったとされます。
現在は仁保城の遺構は消滅しており、どんなお城だったのか想像するのも難しいですね。
テレビ塔付近、この階段を登ろうと思ったのですが、今日は猛暑だったのでやめました。
仁保城の歴史
案内板を転記しました。
城の起源は不明ですが、室町時代の後期にはすでに実在し、府中白井氏の支城であったといわれ、のちに大内氏に属し、さらに毛利氏の支配下におかれています。
この城は広島湾の重要拠点となっていたので、局地的な戦場となり弘治元年(一五五五年)の厳島合戦の際、陶軍が来攻し、城将香川光景が撃退したなどの話が伝わっています。
現在テレビ塔のある山頂付近が城の主要部があった場所です。遺構が消滅しているので、詳しい規模はわかりません。
案内板より
まとめ
「仁保城跡」に行ってみたと言ってみたものの、南側の展望台へ行く途中にあるので何の苦労もなく城跡を見ることができました。
まぁ城跡といっても案内板しかないので、今となっては想像するしかありませんね。
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